毎月1回、FMみはらの増原局長が綴るマニアックなコラム。
ダンディーでハイセンスな局長のプライベートや偏った趣味嗜好、FMみはらの情報をお届けしています。
「肝試し」と「怪談話」と「金田一耕助」
子供の頃、夏になるとキャンプや合宿に行っていました。このキャンプや合宿に付き物なのが「肝試し」、そして「怪談話」です。塾の勉強合宿で佛通寺に来ているのに、なぜか夜になると懐中電灯を持たされ、境内を出て長い階段を歩いていました。今ではコンプラ的にはアウトな気がしますが、なにせ50年近く前のこと。ノープロブレムです。
肝試しの後は「怪談話」。布団にくるまって「怪談話」が始まります。真偽の定かではない話に尾ひれがついて元の原型など留めていないのですが、出てくる場所などが身近なので妙にリアル。眠れなくなっていました。
眠れなくなると言えば子供の頃に見た映画『金田一耕助』シリーズ。市川崑監督+石坂浩二のシリーズが好きでよく観ていましたが、観るたびに眠れなくなっていました。一番好きな作品は「悪魔の手毬唄」。「犬神家の一族」に続く第二作目ですがお話、キャスト、謎解き、すべてがビシッと収まるところに収まっていて最高です。この後、「獄門島」「女王蜂」「病院坂の首縊りの家」と続きますが、少しづつ緩んでいき、この二人のタッグは終わります。約25年後に再タッグを組み「犬神家の一族」がリメイク。これが名匠市川崑監督の遺作となりました。市川崑監督にとっても思い入れのあるシリーズだったのだと思います。
FMみはらには「三原むかしばなし」という番組があります。この番組では昔から伝わる昔話を紹介しています。これらの話も子供たちが「怪談話」をしたように、口伝えに語り継がれたのかもしれません。時代を超え。語り部達が継いできた昔話。ぜひ!
三原むかしばなし 毎週月曜~金曜の6:00~・20:25~(33分番組)

局長プロフィール
増原進(ますはら すすむ)
三原市出身の50代。
2018年に広島県三原市に開局したコミュニティFM『FMみはら』の局長。
三原市民の生活に寄り添った放送を目指し、日々、自転車で取材、会議、営業に奔走し、時にはスタジオに入ることも。
地元企業CMのシナリオも書く。たまに自らも出演し、声色を使い分け、様々な役を演じることができる。その声にプロのベテランパーソナリティですら「七色の声を持つ局長」と呼び、リスペクトを得ている。
「お昼は自分で7日前に作った(冷凍)カレーをチンして、局内にカレー臭を漂わせる」「散髪で、上を1.5センチ、横を3ミリと注文したが、逆に上を3ミリ、横を1.5センチにされてしまい、結果的に丸刈りにした」など、ネタは枚挙にいとまがなく、それを放送でリスナーさんにイジられることも多い。
映画や音楽にも造詣が深く、節約料理が得意。最近ハマっているのは「たまごサンド」。
生粋のカープファン。実は最近までマツダスタジアムへ行ったことがなかったのだが…2023年8月、ついに初観戦を果たした。
(MJ編集部)


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