『はい、泳げません』
泳げない僕に、人魚のようなコーチが教えてくれたたくさん泣くこと、笑うこと。
原作は、第23回ミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞しドラマ化もされた著書『「弱くても勝てます」開成高校野球部のセオリー』や、第10回小林秀雄賞受賞の『ご先祖様はどちら様』等で知られるノンフィクション作家、髙橋秀実の同名エッセー。映画『舟を編む』で第37回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した渡辺謙作が、大胆にアレンジを加えて脚本化、監督もつとめた。主演を担うのは長谷川博己。水に顔をつけることもできないほどのカナヅチなのに、頭でっかちな言い訳ばかりするカタブツな大学教授・小鳥遊雄司(たかなしゆうじ)を演じる。新たな明智光秀像で印象を残したNHK大河ドラマ「麒麟がくる」主演以降、初の主演作品となる長谷川は、水を怖がりジタバタと足掻くコミカルな姿から、過去の喪失と向き合い苦しみながらも必死に前を向こうとする精悍な横顔まで、幅広い表情を惜しみなく見せている。そんな主人公に水泳を教えるコーチ・薄原静香(うすはらしずか)を演じるのは、綾瀬はるか。泳ぎを教えることに情熱をかける一方で泳ぎ以外は不器用な変わりモノのコーチを、輝くような姿で見事体現している。
【ストーリー】
大学で哲学を教える小鳥遊雄司(たかなしゆうじ)は、泳げない。水に顔をつけることも怖い。屁理屈ばかりをこねて、人生のほとんどで水を避けてきた雄司はある日、ひょんなことから水泳教室に足を運ぶ。訪れたプールの受付で、強引に入会を勧めて来たのが水泳コーチの薄原静香(うすはらしずか)だった。静香が教える賑やかな主婦たちの中に、体をこわばらせた雄司がぎこちなく混ざる。
その日から、陸よりも水中の方が生きやすいという静香と、水への恐怖で大騒ぎしながらそれでも続ける雄司の、一進一退の日々が始まる。泳ぎを覚えていく中で雄司は、元妻の美弥子との過去や、シングルマザーの恋人・奈美恵との未来など、目をそらし続けて来た現実とも向き合うことになる。それは、ある決定的な理由で水をおそれることになった雄司の、苦しい再生への第一歩だったーー。
■出演
長谷川博己 綾瀬はるか
伊佐山ひろ子 広岡由里子 占部房子 上原奈美 小林薫 阿部純子 麻生久美子
【日時】 2022年10月10日(月・祝) ①10:30~12:25 ②13:00~15:25
【会場】 三原リージョンプラザ文化ホール 三原市円一町2-1-1
【チケット】
一般 1,800円
3歳~高校生 1,000円
大学生・専門学校生 1,500円
シニア(60歳以上) 1,200円
障がい者手帳をお持ちの方 1,000円
【MJの読者様割!】
■「みはら情報局(MJ)見たよ!」とチケット売り場でお申し付けください。
一般 1,500円
3歳~高校生 800円
大学生・専門学校生 1,300円
※シニアの方は割引がございません。
お問い合わせ
住所 | 三原市円一町2-1-1 |
電話 | 0848-64-7555 |
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