毎月1回、FMみはらの増原局長が綴るマニアックなコラム。
ダンディーでハイセンスな局長のプライベートや偏った趣味嗜好、FMみはらの情報をお届けしています。
サブスクをめぐる冒険
『藤田弘之のみはら情報局ラジオ』。この番組でよく話題になるのが「映像系サブスクリプション」。各社視聴者獲得のためにオリジナル作品に力を入れております。番組ディレクターはNetflixの宣伝担当の如く「サンクチュアリ」「極悪女王」などおすすめを紹介してくれます。これらの作品、観たいのですがシリーズもの。時間がかかるため手が出ません。ただ、映画のオリジナル作品は一本完結。たまにオリジナル映画を楽しんでいます。
先日観たのがクリント・イーストウッドの最新作「陪審員2番」。イーストウッドの映画は劇場で観たいのですが、今回は配信のみ。これを観るためにサブスクに申し込みました。
「陪審員2番」。法定劇の小作品ですが紛れもない傑作です。主人公は陪審員に選ばれた男。評決を出すために事件について評議を進めていくうちに、自分がこの事件に関わっていることがわかります。「もしかしたら自分が…」そして、最後に主人公は大きな決断をします。アメリカには陪審員を描いた「怒れる12人の男」という傑作がありますが、「陪審員2番」はこの作品と比較しても決して引けを取りません。寒い日が続きます。部屋を暖かくしてぜひ。
この作品を観ることができたのは藤田さんのおかげ。藤田さんおすすめのテレビドラマ「海に眠るダイヤモンド」を観る方法としてサブスクの1ヶ月無料サービスを教えてくれました。これを使って「海に眠るダイヤモンド」を観ずに「陪審員2号」を観ました。有用な情報はいつもラジオからです。
藤田弘之のみはら情報局ラジオ
(生放送)毎週金曜日 15:00~17:00
(再放送)毎週土曜日 13:00~15:00
局長プロフィール
増原進(ますはら すすむ)
三原市出身の50代。
2018年に広島県三原市に開局したコミュニティFM『FMみはら』の局長。
三原市民の生活に寄り添った放送を目指し、日々、自転車で取材、会議、営業に奔走し、時にはスタジオに入ることも。
地元企業CMのシナリオも書く。たまに自らも出演し、声色を使い分け、様々な役を演じることができる。その声にプロのベテランパーソナリティですら「七色の声を持つ局長」と呼び、リスペクトを得ている。
「お昼は自分で7日前に作った(冷凍)カレーをチンして、局内にカレー臭を漂わせる」「散髪で、上を1.5センチ、横を3ミリと注文したが、逆に上を3ミリ、横を1.5センチにされてしまい、結果的に丸刈りにした」など、ネタは枚挙にいとまがなく、それを放送でリスナーさんにイジられることも多い。
映画や音楽にも造詣が深く、節約料理が得意。
生粋のカープファン。実は最近までマツダスタジアムへ行ったことがなかったのだが…先日(2023年8月)ついに初観戦を果たした。
(MJ編集部)
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