増原局長のFMみはらの87.4（ハナシ）【2023年6月】

ベストヒットリクエスト

　私はたまに歩くようなスピードでジョギングします。1kmを6～7分ぐらいのペースなので、後から走ってきた人にドンドン抜かれます。ただ、私が人に抜かれても快適に走ることができるのは、三原が走るのに「ちょうど良い街」だからです。少し走れば海沿いの道に入り、海を感じることができます。中心部から近いところで、こんなに快適なコースってなかなかありません。

　そんな私が『恋の片道切符：ステーション・トゥ・ステーション』という、たった一人でのささやかなランニングイベントを開催することがあります。
　この企画は三原駅から目標の駅まで往路は走り、復路は電車で帰ってくるというもの。基本コースは安芸幸崎駅まで約11km。調子が良いと忠海駅まで約15㎞。（竹原駅まで約25㎞というコースもあります。）このコースの良いところは約8割が海沿いというところで、海を感じながらひたすら音楽を聴きながら走りことができます。

　この時、ランニング用のプレイリストも聴きますが大半はラジオ。日本中の放送局の音楽番組を聴いています。私はラジオで音楽を聴くことが好きです。プレイリストと違い、ラジオは何が流れるかわかりません。思いがけないタイミングで思いがけない曲が流れてくる。この瞬間がたまりません。ラジオで聴く音楽は格別です。

FMみはらでは1時間まるまるリスナーのプレイリストが流れる番組があります。「ベストヒットリクエスト」です。（月曜日から金曜日の午後1時、他にも再放送。）この番組もジョギング・ウォーキングのお供に是非！

※MJ編集部より補足　局長は耳を塞がない『骨伝導タイプ』イヤホンを使用されています。

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局長プロフィール

増原進（ますはら すすむ）
三原市出身の５０代。
2018年に広島県三原市に開局したコミュニティFM『FMみはら』の局長。
三原市民の生活に寄り添った放送を目指し、日々、自転車で取材、会議、営業に奔走し、時にはスタジオに入ることも。
地元企業CMのシナリオも書く。たまに自らも出演し、声色を使い分け、様々な役を演じることができる。その声にプロのベテランパーソナリティですら「七色の声を持つ局長」と呼び、リスペクトを得ている。
「お昼は自分で7日前に作った（冷凍）カレーをチンして、局内にカレー臭を漂わせる」「散髪で、上を1.5センチ、横を3ミリと注文したが、逆に上を3ミリ、横を1.5センチにされてしまい、結果的に丸刈りにした」など、ネタは枚挙にいとまがなく、それを放送でリスナーさんにイジられることも多い。
映画や音楽にも造詣が深く、節約料理が得意。
生粋のカープファンだが、実はまだマツダスタジアムへ行ったことがない。
（MJ編集部）

株式会社FMみはら