毎月1回、FMみはらの増原局長が綴るマニアックなコラム。
ダンディーでハイセンスな局長のプライベートや偏った趣味嗜好、FMみはらの情報をお届けしています。
昭和の貴重な情報源 “音楽好きのお兄さん”
薄い記憶で申し訳ないのですが、私が中学2年生のころ(1981年)、本町に三原で(多分)最初のレンタルレコード店ができました。そのお店は喫茶店のような作りのお店で、実際、コーヒーが無料サービスで飲めたように思います(これも「多分」です。ごめんなさい)。
このお店を切り盛りしていたのが、エプロンを着ければ、そのまま喫茶店に立つことができそうな優しいお兄さんでした。このお兄さんがいろいろと音楽のことについて教えてくれました。当時はなかなか洋楽の情報が入りにくい時代です。こういった少し上の音楽好きのお兄さんの話は重要でした。音楽について解説してくれ、おすすめのレコードを教えてくれました。今、私が幅広く音楽を楽しむことができるのは、このお兄さんのおかげかもしれません。
FMみはらに『ホックンのイブニングジャック』という番組があります。毎回一人(一組)の昭和のミュージシャンにスポットをあて、解説をする音楽番組です。解説役はミュージシャンのホックンこと礒合穂高氏。礒合氏はかつてのレンタル店のお兄さんのように話をしてくれます。特にホックンはその音楽が流行った頃の出来事について触れてくれます。この話を聞くと、その音楽が流行った頃の時代の息遣いのようなものを感じることができます。私はこの礒合氏の話を聴くことが大好きです。ぜひ一度聴いてみてください。いつもと違う音楽に出逢うことができると思います。
【ホックンのイブニングジャック】
毎週木曜日▷19:00~20:00
再放送▷翌日曜日20:00~21:00
パーソナリティ▷礒合 穂高 山本 真紀
局長プロフィール
増原進(ますはら すすむ)
三原市出身の50代。
2018年に広島県三原市に開局したコミュニティFM『FMみはら』の局長。
三原市民の生活に寄り添った放送を目指し、日々、自転車で取材、会議、営業に奔走し、時にはスタジオに入ることも。
地元企業CMのシナリオも書く。たまに自らも出演し、声色を使い分け、様々な役を演じることができる。その声にプロのベテランパーソナリティですら「七色の声を持つ局長」と呼び、リスペクトを得ている。
「お昼は自分で7日前に作った(冷凍)カレーをチンして、局内にカレー臭を漂わせる」「散髪で、上を1.5センチ、横を3ミリと注文したが、逆に上を3ミリ、横を1.5センチにされてしまい、結果的に丸刈りにした」など、ネタは枚挙にいとまがなく、それを放送でリスナーさんにイジられることも多い。
映画や音楽にも造詣が深く、節約料理が得意。
生粋のカープファン。実は最近までマツダスタジアムへ行ったことがなかったのだが…先日(2023年8月)ついに初観戦を果たした。
(MJ編集部)
株式会社FMみはら
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