増原局長のFMみはらの87.4（ハナシ）【2024年9月】

毎月1回、FMみはらの増原局長が綴るマニアックなコラム。
ダンディーでハイセンスな局長のプライベートや偏った趣味嗜好、FMみはらの情報をお届けしています。

トライスロンさぎしま大会FINAL
今年で閉幕するトライアスロンさぎしま大会でトライスロンデビューした。8月18日午前10時前、熱中症警戒アラートが発表される中、スイム1.5km 、バイク42㎞、ラン10㎞に挑戦する選手たちが向田海水浴場に集結。この暑さの中、「どうかしている」と思いつつも自分もそのワン・オブ・ゼム。しかもトライスロン初挑戦。少なくとも隣のマッチョな青年よりはるかに「どうかしている」。そんなことを考えているうちにスタートの時間。サイレンが鳴り、海に飛び込んだ。

　制限時間4時間に数分、間に合わなかったが感謝なことにレッドカーペットは残されゴールテープを切ることができた。来年はない。再挑戦できないことへの心遣い。うれしかった。

炎天下のタフな4時間だったが夢のようだった。泳いでいる間は、やっさ太鼓が鳴り響き、ラン、バイクの時は島中から声援が届く。何よりも島全体を貸し切って走る事ができる。贅沢だ。「信じられないぐらい暑いけど、さぎしまトライアスロンは特別で最高なんだ」。倉敷から何度も参加している友人の言葉を思い出した。本当に本当に最高だった。

　昨年放送された広島FM特別番組「トライスロンさぎしまファイナル　希望の祭り、終幕へ」この番組が参加を決める上で大きかった。自身もトライアスリートで前回選手宣誓を担当した広島FMの神原隆秀さんが佐木島を巡りながらレポートする番組。文字通り「走りながら」取材したインタビューの一つ一つは心に響き、私も動かされた。ラジオも凄い。そう思った夏の日だった。

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局長プロフィール

増原進（ますはら すすむ）
三原市出身の５０代。
2018年に広島県三原市に開局したコミュニティFM『FMみはら』の局長。
三原市民の生活に寄り添った放送を目指し、日々、自転車で取材、会議、営業に奔走し、時にはスタジオに入ることも。
地元企業CMのシナリオも書く。たまに自らも出演し、声色を使い分け、様々な役を演じることができる。その声にプロのベテランパーソナリティですら「七色の声を持つ局長」と呼び、リスペクトを得ている。
「お昼は自分で7日前に作った（冷凍）カレーをチンして、局内にカレー臭を漂わせる」「散髪で、上を1.5センチ、横を3ミリと注文したが、逆に上を3ミリ、横を1.5センチにされてしまい、結果的に丸刈りにした」など、ネタは枚挙にいとまがなく、それを放送でリスナーさんにイジられることも多い。
映画や音楽にも造詣が深く、節約料理が得意。
生粋のカープファン。実は最近までマツダスタジアムへ行ったことがなかったのだが…先日（2023年8月）ついに初観戦を果たした。
（MJ編集部）

株式会社FMみはら